節分がやってくると、まっさきに思いうかぶのは豆まき。
最近では、恵方巻きも主流となってきていますが、同時に豆まきもしますよね。
しかし、豆はとても小さな食べ物です。
子どもが上手に噛めないまま飲み込んでしまうと、窒息の危険性もあります。
豆の食物アレルギーのお子さまの場合も、豆をまくことはできませんよね。
本記事では、子ども向けの節分についてまとめていきます。
- 節分とは?
- 節分で豆まきをするのはなぜ?
- 豆まきの代用アイディア紹介
上記の内容とともに、お子さまと一緒に「安心」「安全」に節分を楽しめる、子ども向けの豆まきアイディアを紹介します!
ぜひ、お子さまと節分を楽しむための参考にしてみてください。
節分とは?どんな意味があるの?
節分とは、漢字をみるとわかるように季「節」を「分」けることを意味しています。
「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前日のことを指していて、そのなかでも「立春」は「(旧暦の)新年の始まり」とされているので、重要な節目として扱われています。
上記の理由から、「節分」というと「立春の前日」を意味するようになったといわれています。
節分で豆まきをするのはなぜ?
季節の分かれ目になると、家のなかに邪気が入りやすくなるといわれているため、豆をまいて退治をするのが豆まきです。
鬼を退治するときのことを、「魔を滅する」といいます。
この「魔」「滅」の語呂を合わせて、豆をまいて「魔を滅する」ようになったといわれています。
昔の人は、その年の始まりに「病気になりませんように」「悪いことがおきませんように」と邪気を振り払うために豆をまいていました。
また、「まめ」には「体が丈夫」という意味が含まれているため、節分のときに使われる「福豆」は縁起がよいものとされています。
節分のときにはぜひ、「魔」を「滅」して、「いい年になりますように」という願いをこめましょう。
豆まきのやりかた
ここでは簡単に、豆まきの流れを説明します。
- 豆と豆を入れる皿(コップ)を準備する
- 各部屋の窓やドアを開けて、「鬼は外!福は内!」と2回大きな声でいいながら、外と内に豆をまく
- 「外に出た鬼がまた入ってこないように」「内にある福を逃がさないように」、しっかりと窓やドアを閉める
- 家族の健康や安全を願いながら、みんなで豆を食べる(数え年なので、年齢よりも1つ多く食べる)
豆まきの流れは、あくまで目安です。
住んでいる場所や地域に合わせた豆まきをしていきましょう。
子ども向けの節分|豆まきの代用アイディアを紹介!
お子さまが小さくて誤飲・窒息の可能性があると、「まだ豆まきはやらないほうがいいかな」と心配になりますよね。
でも、「豆」は代用することも可能!
ここでは、お子さまと安心・安全に豆まきをするための、子ども向け豆まき代用アイディアを紹介します!
子ども向け豆まきアイディア①|カラーボール
赤ちゃんでも楽しめる豆まき代用アイディアでおすすめなのが、カラーボールを使った豆まき。
カラーボールは赤ちゃんでも握りやすい大きさで、口に入れても安心・安全です。
「カラーボールを投げる」という動作であれば、赤ちゃんも一緒に豆まきを体験できますよ!
子ども向け豆まきアイディア②|折り紙
こちらも赤ちゃんと一緒に楽しめる豆まき代用アイディアで、折り紙を使った豆まきです。
やりかたは簡単で、折り紙をクシュクシュ~っと丸めるだけ。
お子さま自身が折り紙をクシュクシュ~っとできる場合は、一緒に準備をすることもできます。
上記の写真は、息子に折り紙で作ってもらったのですが、「ビリビリ(ちぎる作業)しても楽しいよ!」といって、小さくちぎっていました。
お子さまが物を口に入れない年齢であれば、このくらい小さくちぎって「豆」に近いサイズで作っても楽しいですよ。
子ども向け豆まきアイディア③|たまごボーロ
食べるもので「豆」の代用としておすすめなのが、たまごボーロの豆まき。
たまごボーロであれば、豆の形状と似ているうえに、赤ちゃんでも食べられるおやつです。
豆まきが終わったあとにおやつとして食べられて、楽しい節分になること間違いなし!
子ども向け豆まきアイディア④|カップゼリー
「豆」の代用として、カップゼリーを使った豆まきもおすすめです。
カップゼリーは個包装になっているので、万が一踏んでも汚れることがありません。
室内で豆まきをしても汚れを最小限で抑えられるので、安心して投げられますね。
こちらもたまごボーロと同様に、豆まきが終わったあとにおやつとしてカップゼリーを食べられますよ。
子ども向け豆まきアイディア⑤|個包装のおやつ(ファミリーパック)
おかしコーナーにあるファミリーパックの中身は、個包装になっています。
そのため、個包装のおやつを「豆」として代用することもできるのです!
1つずつ包装されているため、部屋のなかが汚れる心配はありません。
もし当日に「このおやつ食べない!」となった場合でも、個包装なのでまた後日食べられるという点もおすすめのポイントです。
注意点|豆まきを代用するときは、室内で遊びましょう
豆の代用品を窓の外に投げてしまうと、回収が大変だったり外を散らかしてしまうことになります。
代用品を使って豆まきをするときはなるべく室内でおこない、鬼のイラストや鬼に見立てたおもちゃなどに向かって投げるようにしましょう。
まとめ|お子さまと一緒に節分を楽しもう!
本記事では、節分の豆まきについてまとめていきました。
お子さまと一緒に楽しむための、豆まきの代用アイディアは5つあります。
- カラーボール
- 折り紙
- たまごボーロ
- カップゼリー
- 個包装のおやつ(ファミリーパック)
お子さまには、できる限りたくさんのイベントを体験させてあげたいですよね。
ぜひ、安心・安全に「魔」「滅」まきをして、今年の健康を祈りましょう!